2009年9月15日火曜日

亀井静香が郵政を担当することになった……ニッポンは売りだな

このニュース:
NIKKEI NET(日経ネット):政治ニュース-政策、国会など政治関連から行政ニュースまで: "国民新党の亀井静香代表は15日午後、民主党の鳩山由紀夫代表から電話を受け、16日発足の新内閣での防衛相起用の要請を取り下げ、金融相と郵政民営化見直し担当相の再提示を受けたことを明らかにした。亀井氏は受諾する。(14:30)"
鳩山がここまでアホとは思わなかった。ニッポンは売りだ。

豪ドル建て債券を購入。一時より下がったとはいえまだ5%前後でいくらでもある。強い円がのぞましいという発言を繰り返している民主党の本音は、海外への資産逃避が本当に怖いからだろうね。そのために円を売れば後でひどい目にあうぞと「恐喝」を繰り返しているのだ。郵貯はこれでバラマキの財源と化して政府のいいなりに日本国債を買いまくるだろう。株も下がるのでお金は郵貯に行かざるを得ないだろうが、それもやがては尽きる。不況下のハイパーインフレ。

自民党が戦後それに頼り続けてきた「ノーソン既得権集団」との腐れ縁が切れるのは、本来とてもいいことであったはずだった。社会の価値観にはなんの変化もなく所詮同じような連中が政治権力を握るのだが、従来の支配階級と既得権層が別の支配階級と既得権層に入れ替わることに意義があったのだ。淀みまくっていた社会の「空気」が新しくなると期待されていた。でも亀井静香の復活でニッポンはまたぞろ「ノーソン・ムラ社会」政治に復帰することが決定的になった。お金は海外に移した方がいい。

3 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

反改革派の亀井静香は民主党の郵政兼金融担当相となり日本を後退させる意気込み十分である。執念深い人物である。

匿名 さんのコメント...

国民新党は代表の綿貫さんも幹事長の亀井久興さんも落選しています。
今回の選挙で国民は郵政問題など二の次であったということでしょう。
鳩山さんは、なんでいまさら郵政問題を亀井静香に担当させなきゃならないのかわかりません。

匿名 さんのコメント...

連立政権維持のためには、亀井さんに郵政を与えるしかなかったのでしょうが、金融までつけることはなかったと思います。
モラトリアムなんかやったら、誰も日本に金を貸さなくなり、借入金利の上昇、貸し渋りが増えるだけです。
幸いなことに財務相も副大臣や政務官もプロなので、来年の参議院選まで時間を稼ぎ、参議院選で民主が議席を増やして単独過半数を取ることを祈るばかりです。
民主の行財政改革には期待しています。